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【ニュースリリース】オーラルケア 慶應義塾大学薬学部附属薬局 協業

弊社は、薬局薬剤師の口腔ケア推進活動を支援するサービス提供を目的として、オーラルケアに関連する薬剤師向けのツールと、一般生活者向けのコンテンツ提供サービスの開発に着手致しました。


東日本メディコム株式会社(本社:埼玉県行田市斎条128 、代表取締役社長:松本 運造。以下「弊社」)は、
薬局薬剤師の口腔ケア推進活動を支援するサービス提供を目的として、オーラルケアに関連する薬剤師向けのツールと、一般生活者向けのコンテンツ提供サービスの開発に着手致しました。
厚生労働省が実施した患者調査において、日本人における歯周疾患の総患者数は400 万人に迫っていることが報告されています。また、近年加齢に伴う食欲低下や舌運動機能の低下、最終的に全身的な機能低下となる オーラルフレイル の増加も課題となっています。オーラルフレイルは、認知機能、身体機能だけでなく、社会性や栄養状態、多剤服用といった高齢者のさまざま健康課題と関連していますが、可逆的な状態であり、オーラルフレイルになったとしても、対策を行うことで健康な状態を取り戻すことが可能です。このことから、健康増進の施策として国民が口腔ケアの重要性を認識し、日々の口腔ケアを促進することで健康寿命の延伸を目指す取り組みが注目されています。
本プロジェクトでは薬剤師、一般生活者のニーズ調査を通して、新たなサービスの構築を目指します。
東日本メディコム株式会社 取締役 執行役員 松本 卓也は、次のように述べております。
「昨今、薬剤師は服薬期間中の体調変化や副作用の早期発見にも責任を持ち、トレーシングレポート等で情報発信し多職種と連携することが求められています。
また、薬局には患者さんの健康サポートを実施する「場」としても様々な可能性があると考えています。
そこで、東日本メディコム株式会社では、慶應義塾大学薬学部 社会薬学部門の山浦 克典 教授が推進する薬剤師の口腔ケアへの取り組みと連携することで、薬剤師が活躍できるフィールドを拡げる取り組みを支援してまいります。
昨今の研究成果によれば、口腔内の状態は全身の健康状態と密接に関連しており、例えば歯周病が進行すると心臓病、糖尿病、認知症などのリスクが増加することが示されています。
お口の健康は食につながり、口腔機能が低下し食事が難しくなれば十分な栄養素が摂取できなくなります。低栄養状態は、免疫能の低下を伴い、感染を引き起しやすくしてしまいます。
薬剤師による口腔内のアセスメントは、副作用の早期発見のみならず、地域住民の健康の維持増進に資する新たな領域として期待できると考えています。
口腔ケアに活用できるコンテンツ制作とICTICTツールへの実装を進めていき、薬剤師による口腔ケアの取り組みが、薬局利用者の満足度の向上や、かかりつけの患者の増加などに繋がっていくかデータ分析を行いたいと考えています。」

◆慶應義塾大学薬学部 社会薬学部門
〒105-8512 東京都港区芝公園1丁目5-30
https://www.pha.keio.ac.jp/

 

◆本件に関するお問い合わせ先
東日本メディコム株式会社
https://www.e-medicom.co.jp/inquiry/